三日月の夜の夢
小説や漫画の感想を書いています。あくまでも気ままにゆっくり更新中。
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漫画〜河野やす子『青い鳥症候群(シンドローム)』
2009/03/02 Mon. 11:00
以前、ドラマ化されて、その当時、気になって立ち読みしました(笑)最近、漫画喫茶で発見して読み直しました。懐かしい〜。
ちなみにドラマと漫画はまったく内容が違います。
昭和59年7月号〜昭和63年2月号までプチコミックで連載されたそうです。
主人公は20歳の二宮杏奈。
幼なじみの森枝慎吾は、自分の父のせいで自殺し、慎吾は子供の頃の記憶で止まったまま。
慎吾の入院費を稼ぐため、彼女は自分の美貌を武器に人を騙し、金を得る。
大嫌いな自分の父と同じ方法…。
だが、慎吾の心が真っ白なままであればいいと願って…。
慎吾は、徐々に記憶を取り戻していく。
慎吾は、慎吾の母が杏奈の父と浮気してできた子供ではないかという疑惑が持ち上がる。
杏奈の父が出所し、杏奈はその影におびえる。
(杏奈は父に複雑な気持ち…憎しみと愛情を抱いている)
慎吾は退院し、杏奈と一緒に暮らし始める。
慎吾がすべてを思い出したのではないかとおびえる杏奈。
杏奈は結城英という人物に付きまとわれる。
慎吾は、バイトを始め、バイト先の由加に慕われる。
由加は暴走族に暴行され、妊娠。責任を感じた慎吾は由加との結婚を決める。
それを知った杏奈の心は結城へと傾く…。
由加は階段から落ちて流産。だが、慎吾にそれを話せない。
慎吾はその事実を知りつつも、由加には話さない。
だが、由加はそのことを知り、杏奈には勝てない、と別れを告げる。
杏奈は結城と組んで、父を騙そうとしていた。
結城を騙しているつもりの父が、杏奈の婚約者だと知ったらどうするのか。
そうして、父をもう自分の元に戻ってこないように仕向けたのだ…。
慎吾は杏奈の父に自分が両親の子どもであると聞かされる。
「君のお母さんと関係を持ったのは、君が生まれたずっと後のことだ」と。
杏奈の父は、譲ったチケットが原因で、飛行機事故に巻き込まれたと勘違いされる。
そんな時杏奈がすがったのは結城ではなく慎吾だった。
そんな姿を見て、結城は杏奈のことをあきらめる。
慎吾と杏奈は一緒に暮らし、二人で歩いていくことを誓う。
「彼と一緒ならどこにだって行ける」と。
ひと月後、杏奈と慎吾は杏奈の父の墓参りをする。
それを見つめる一人の男…杏奈の父。「若い方たちがうらやましい」と住職と話す…。
物語の初めは、杏奈が詐欺をして金を巻き上げるさまが描かれて、後半は慎吾との恋愛がメインになります。
詐欺は、妊娠したとか。他の人になりすまして婚約まで持っていって手切れ金をもらうとか。
もちろん詐欺はいけないんですが、自分の嫌いな(一方では愛してもいる)父と同じ方法で詐欺を働き、
慎吾の入院費を稼ぎ、「真っ白なままでいてほしい」という気持ちは泣けます。
後半はちょっとどろどろモードに(笑)
でも、ラストがハッピーエンドで本当によかった。
二人が異父兄弟じゃない上に、慎吾が杏奈の父のことを許してあげて。
最後までドキドキしながら読んだ記憶があります。
杏奈の髪のいじり方がものすごく好きでした(笑)
電話線のいじり方とか(時代を感じますね)。
今は絶版だと思うのですが。懐かしかったので書きました(*^_^*)
1巻より
主人公・杏奈は、表と裏の二つの顔を持つ女子大生である。両親の自殺というショックで記憶が幼いまま止まってしまった慎吾の入院費を払うために、今日も人をだまし続ける杏奈。慎吾への愛を貫くために、心を暗黒にそめながらどっぷり悪につかってゆく杏奈。彼女の本当の愛とは、そして本当の心はどこへ行くのか……。
プチコミック昭和59年7月号より連載開始。人の愛の哀しさを描いた、興味しんしんラブサスペンスの第1弾!!
10巻より*いままでのあらすじ*
主人公・杏奈はサギ師の娘として生きてきた女子大生である。
慎吾は、杏奈の父親にだまされた両親の自殺によるショックで、記憶が少年期に退行していた。だが、あるキッカケで記憶をとりもどし杏奈と暮らしはじめる。
一方、慎吾のバイト先「豆の湯」の娘・由加が暴走族に襲われ妊娠。責任を感じた慎吾は、由加との結婚を決意する。
茫然自失となった杏奈は、彼女につきまとう結城英へと心傾くのだった。そんなある日、階段から落ちて流産した由加の病室で、慎吾は杏奈の父に再会する…!?
プチコミック昭和59年7月号より昭和63年2月号まで好評連載したラブサスペンスの完結編です!!


この2巻の中表紙がかなり好き(右)
なんでUPにしてみました(*^_^*)

もう一つ好きな中表紙。9巻です。二人の寂しげな顔が好きです。

2010.10.21追記…tbありがとうございました。→いつも絵本といっしょさま
カテゴリ: 漫画(女性向き) か行
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青い鳥症候群(シンドローム) 昔から大好きな河野やす子さんの漫画ですが、ほぼすべてが絶版の模様。 ネットの古本屋さんなどを巡って、ちょこちょこ買い集めています。 せっかくなので、ブログにも記録しておこうと思います。 河野やす子さんの作品は基本的には1話完結?...
いつも絵本といっしょ【2010/10/21 00:05】
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